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管理者の徒然日記④



私は、クリニックに勤務し外来業務や、”みなしの訪問看護”業務にあたっていた。クリニックには、毎月”月間保団連”という医師向けの冊子が届久野です。僕は、これが楽しみで持ち帰って眺めたりしてるのです。 今回は、引きこもりと訪問看護のお話。 【ひきこもりの長期化】 ・内閣府は2016年に15-39歳対象に調査(2016年) →引きこもり人口の推計は54万人。男性対女性=63.3対36.7 ・内閣府は2019年に40-64歳を対象に調査 →引きこもり人口の推計は61万3千人 →両方合わせると100万人以上が引きこもっている現状がある

・引きこもりの定義(厚労省研究班) ①6ヶ月以上社会参加していない ②非精神病性の現象である ③外出していても対人関係がない ・2010年5月に 「引きこもりの評価・支援に関するガイドライン」を発表。 「研究班が184人の引きこもりの人を分析した結果、149人は精神障害と診断されたことが判明。 そのうち統合失調症などで投薬治療を必要としたり、発達障害などで福祉サービスを必要とする人が いずれも3分の1を占めた」 引きこもりと関連の深い精神障害の主なものとしては 広汎性発達障害、不安障害、身体表現性障害、適応障害、パーソナリティ障害、統合失調症。 ・ひきこもるが故に、精神疾患が顕在化しなかったり、別の疾患を引き起こす可能性もある。 ・2次障害としての精神症状 孤立感が健康に与える影響として、シカゴ大学のジョン・T・カシオぽらの研究がある。 同グループは50歳以上の米国人2000人以上を対象に6年間のコホート研究をおこなった。 「他人から隔絶されていると感じる高齢者は、そうでない高齢者に比べ、死亡率が14%上昇する」 高齢者における孤立感は、睡眠障害や免疫細胞の機能低下、抑うつなどに罹患するリスクを高めるとされる。 ・孤立による活動性の低下により、廃用症候群の危険が高まる。これは、過度な安静が続く2次障害として 筋肉や骨格、その他の臓器に悪影響を与えるのである。

そして今の問題は日本で、若者(15-39歳)をを対象とした調査が少ないことである。 そして「8050問題」である。これは”80歳の親が50歳の子供を看る”ことである。

訪問看護は、利用者の”自宅で過ごしたい”を叶えるツールである。 管理者個人としては、過度な病院受診や入院を減少させる効果を示せれば良いと思っている。 それとともに不活動となった個人やその家族を早期にキャッチし、2次障害の発生を防ぐことを目的としたい。 ただし、訪問看護ステーション単体の関わりでは、サービス内容としては足りない。 適切な相談機関と連携し、利用者をつなげていく役割も訪問看護ステーションにはあると思う。

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