廃用症候群でリハビリを行っている患者さんや利用者さんの
およそ8割に低栄養が認められたと報告されています。
筋肉を作るには、たんぱく質だけでなく、エネルギーが必要になります。
たんぱく質やエネルギーが不足している状態で強い負荷の運動を行えば、
筋肉を壊してしまうため、筋肉の量は逆に減少してしまいます。
つまり、低栄養状態でリハビリをするということは、逆効果になるということです。栄養状態を確認せずに運動療法をしても全く効果がないどころか、逆効果になってしまうことがあるということを理解する必要があります。
次回は簡易的に低栄養をスクリーニングする方法をお伝えします。
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