top of page
Interview
代表取締役へインタビュー
"人々の心と体の健康は、
医師の提供する医療のみで作られるものではない"
○なぜ訪看を立ち上げた?
実は研修医のころからずっと一貫して在宅医療には携わって来ました。医師になって13年目でクリニックを立ち上げる時、外来と同時に訪問診療もやると決め、以後8年間にわたり継続しています。そんな中で、在宅医療とは医師ひとりの力では何にもできず、他の医療従事者がの協力が必要不可欠であること、特に訪問看護の役割が非常に大きいということを実感しました。クリニックで訪問診療を始めるとほぼ同時期に、クリニックのみなし訪問看護という形でスタートさせたのが始まりです。自院以外からの利用者を引き受けられる体制を整えて、さらに同じ志を持った仲間たちを集めて地域に広げていくため、2020年に訪問看護部門を独立させました。
○訪看にはどのように関わっている?
訪問看護ステーションを運営しているAkala Care Design株式会社の社長として、ビジョンを描き、資金調達し、組織全体の管理し、様々な決裁を行なっています。訪問看護ステーションの実務的な運営は、優秀なスタッフ(ボードメンバーと呼んでいます)に任せています。 クリニック院長としての仕事は? 普段は鎌倉(大船)のアカラクリニックで月曜日から土曜日まで勤務しています。内科全般、リウマチ、心療内科、健診や予防接種などの外来業務を行いつつ、訪問診療もやっています。またクリニックでは皮膚科医も在籍しており、一般・小児皮膚科とともに美容医療も行っています。
○どのような医療をしたい?
人々の心と体の健康は、医師の提供する医療のみで作られるものではない、むしろ医療が担うことができる領域は本当にわずかだなと、常々思っています。 幸せは、脳内のセロトニン、ドーパミン、オキシトシンが大きく関わっております。セロトニンは安心がもたらします。ここは私たちの提供する医療や介護により担保されるべきものだと思います。ドーパミン、オキシトシンはそれぞれ、ワクワクとつながりによってもたらされます。私たちは医療従事者でありながら、このワクワクやつながりをも創れるチームになることを目指しています。 また、運動はフィジカルに良い影響をもたらすと同時にメンタルにもプラスに働きます。運動によってもセロトニンやドーパミン、さらにアドレナリンまで増やすことができます。私自身、筋力トレーニングによって体が変わり、自信がつき、フィジカルに強くなったことに加え、心もスッキリして仕事のパフォーマンスも上がるということを経験しました。そしてその勢いでパーソナルトレーニングジムも立ち上げました。鎌倉の訪問看護ステーションに隣接しており、スタッフの健康にも寄与しています。
○今後の会社方針は?
訪問看護ステーションとしては、私たちの理念に共感してくれる仲間を増やし、鎌倉と小田原のステーションを中心に多店舗展開をしていきたいと考えています。組織として大きく強くなり、業界の基準以上の待遇をもって職員に還元することを目標としています。 また訪問看護の他にもトレーニングジムのような心身の健康、そしてセロトニンやドーパミン、オキシトシンを増やすさまざまな事業展開をしていきたいと考えています。
○趣味、プライベートは?
現在、鎌倉市内で妻と子供4人、トイプードルとダックスと暮らしています。趣味はキャンプ、好きなアーティストのライブ鑑賞です。愛車はJeepラングラー。最近夢中になってることはギター練習です。これからは海外旅行にも時間を作ってたくさん行きたいです。最近はマレーシアがお気に入りで、将来は移住したいなと思っています。
Akala Care Design株式会社
代表取締役社長
福田 真
Shin Fukuda
bottom of page